審美歯科・ホワイトニング

インレーの種類

ハイブリッドセラミック

ハイブリッドセラミックは、セラミックと歯科用プラスチック（レジン）の混合物です。柔軟性のある素材なのでさまざまな箇所に適用できます。ただ、見た目はオールセラミックに劣り、使用するうちに変色が生じる可能性があります。

• Meritメリット

  • 金属アレルギーの心配がない
  • 二次的なむし歯のリスクが減少する

• Demeritデメリット

  • 長期的な使用で、歯がすり減る恐れがある
  • 保険適用外のため、自費による診療となる

クラウンの種類

エステニア

金属の強度とセラミックの美しさを併せ持つクラウンです。補綴物の内部が金属（金銀パラジウム合金）、表面はセラミックとレジンのハイブリッドセラミックが使用されています。

• Meritメリット

  • 保険の硬質レジン前装冠と比べて、変色しにくい
  • 耐久性に優れている

• Demeritデメリット

  • 白い部分が剥げることがある
  • 保険適用外のため、自費による診療となる

動画で解説

• 金歯

  
  ×

  主訴	長持ちする歯と体に優しいものを入れたい
  診断名	う蝕歯
  年齢・性別	50歳・男性
  治療期間・回数	2週間・2〜3回
  治療方法	う蝕除去→形成＋型取り→装着
  費用	43,000円〜63,000円
  デメリット ・注意点	デメリット 見た目が金属で審美性に劣る ごく稀に金属アレルギー反応を引き起こす 注意点 前歯には向かない
  備考	機能性と耐久性に優れる

• オールセラミックス

  
  ×

  主訴	前歯を綺麗にしたい
  診断名	う蝕歯、変色歯、歯冠破折、歯列不正、正中離開
  年齢・性別	25歳・女性
  治療期間・回数	2〜3週間・2〜3回
  治療方法	う蝕除去→形成＋型取り→装着
  費用	101,000円〜133,000円
  デメリット ・注意点	デメリット 天然歯と同様に少しずつすり減ったり、破損することもある 注意点 対合歯が保険の銀歯やジルコニアの場合、咬耗することがある
  備考	天然歯以上にとても綺麗で透明感がある 天然歯と同様に適度にすり減ってくれるので歯の寿命を長くし、金属アレルギーも出ないので体に優しい

• ハイブリッドセラミックス

  
  ×

  主訴	銀歯を白い歯にしたい 歯が欠けた
  診断名	う蝕歯、補綴物脱離
  年齢・性別	30歳・女性
  治療期間・回数	1ヶ月・2〜3回
  治療方法	う蝕除去→形成＋型取り→装着
  費用	38,000円〜75,000円
  デメリット ・注意点	デメリット 経年劣化しやすく少し変色しやすい 咬耗しやすい 透明感が少ない 注意点 天然歯に比べると透明感がなく少し見劣りする
  備考	オールセラミッククスやジルコニアに比べると硬度が少ないので咬耗しやすいが歯牙には優しい インプラントの上部構造物にも適している オールセラミックより安価でエコノミーな価格である

• メタルセラミックス

  
  ×

  主訴	前歯を白い綺麗な歯にしたい 変色した歯が気になる 歯並びが気になる
  診断名	う蝕歯、歯冠破折、歯列不正、変色歯
  年齢・性別	35歳・女性
  治療期間・回数	1ヶ月・5〜7回
  治療方法	根管治療→コア築造→形成＋型取り→装着
  費用	88,000円〜100,000円
  デメリット ・注意点	デメリット 高価格 注意点 メタルシャドゥー、メタルタトゥーや歯根破折予防のために土台はファイバーコアが望ましい
  備考	半永久的に変色しない 透明感、光沢があり最も審美的に綺麗な仕上がりが期待出来ます

• セラミックインレー

  
  ×

  主訴	歯に穴が空いている 冷たいものがしみる 銀歯を白いものに変えたい 歯に優しい材料を入れたい
  診断名	う蝕歯（部分的）
  年齢・性別	22歳・女性
  治療期間・回数	3週間・2〜3回
  治療方法	う蝕除去→形成＋型取り→装着
  費用	65,000円〜88,000円
  デメリット ・注意点	デメリット 金属よりやや欠けたり、すり減りやすい 注意点 硬すぎるものはなるべく避ける 歯ぎしりが強い方はマウスピースを使用する
  備考	審美的で、金属アレルギーのリスクが無く、天然歯のように適度にすり減ってくれるので歯に優しい

• ラミネートベニヤ

  
  ×

  主訴	前歯の変色が気になる 歯並びや、すきっ歯が気になる
  診断名	変色歯、う蝕歯、正中離開
  年齢・性別	44歳・男性
  治療期間・回数	3週間・2〜3回
  治療方法	形成→型取り→装着
  費用	70,000円〜 101,000円
  デメリット ・注意点	デメリット 歯の表側半分だけを最小限に薄く削って貼り付けるように装着するので、脱離しやすいことがある 注意点 歯ぎしりが強い方には向かない
  備考	生きてる歯の表面にう蝕が広がってたり、歯並びやすきっ歯などの形態が気になる方で審美的に改善を希望される場合等に適用される

• コア（メタルコア・ファイバーコア）

  
  ×

  主訴	歯が欠けた 歯肉が腫れて痛い 歯の根っこが残ってる 歯が疼く、熱いものがしみる
  診断名	根尖性歯周炎、歯髄炎、残根
  年齢・性別	約10〜80歳・男性、女性
  治療期間・回数	1〜2週間・1〜2回
  治療方法	根管治療→型取り→装着
  費用	5,000円〜63,000円
  デメリット ・注意点	デメリット メタルコアだと歯茎が黒く見えることがあることや歯根が破折しやすいこと、金属アレルギーのリスクがある 注意点 ファイバーコアだと審美的に優れ、歯根も破折しにくく、金属アレルギーの体質心配がない
  備考	保険適用と適用外（自費）のケースがある

オフィスホワイトニング

歯科医院で施術が完結するホワイトニングです。オフィスホワイトニング専用の薬剤を利用するので、スピーディーに歯を白くすることが期待できます。また歯科医師もしくは歯科衛生士が施術を担当するので、色ムラが少なく、美しく仕上げることが可能です。

• Meritメリット

  • 1回の施術でも、ホワイトニング効果を得やすい
  • 必要に応じて歯のクリーニングと同時に対応できる

• Demeritデメリット

  • 歯の白さを保つには、繰り返しの来院が必要になる
  • 保険適用外のため、自費による診療となる

ホームホワイトニング

ホームホワイトニングは、歯科医院で専用のマウスピースを作製し、患者様ご自身でホワイトニングを進める方法です。作製したマウスピースに薬剤を注入し、1日数時間装着することで有効成分が働いて歯が白くなっていきます。オフィスホワイトニングに比べると、歯が白くなったと実感するには時間が必要です。ただし、薬剤の有効成分がゆっくり浸透するメカニズムなので、色戻りがしにくいと言われています。

• Meritメリット

  • ご自宅でできるのでライフスタイルに合わせやすい
  • ホワイトニングの効果が持続しやすい

• Demeritデメリット

  • オフィスホワイトニングに比べ、一回の使用時間が長くなる
  • 保険適用外のため、自費による診療となる

動画で解説

×